あんスタ『喧嘩祭』のストーリー感想と考察 ※ネタバレ

イベント『決別!思い出と喧嘩祭』のストーリーの感想と、気になった点を箇条書きにしました。セリフは適宜省略してます。

※ネタバレしかない
※復刻で参加してます

ようやく、念願のこのストーリーが読めた…!
転校生さんの選ぶ『好きなイベントストーリー』によくピックアップ(※)されてて、しょっちゅうスクショが貼られてるからずっと気になってたんだ。(※私のツイッター調べ)
見たことある台詞の連発すぎて、「知ってる…! これツイッターゼミでやった問題だ!」みたいな状態になってた。

いやぁ、ながい道のりだった。復刻のストーリーを順番に読むつもりだったけど、全然進まないので『執事喫茶』の後色々すっとばしました。早くほかのも読みたい…!

ちなみに読みは「けんかまつり」。奏汰くんが言ってくれて判明。

『風雲絵巻』より

喧嘩祭の頃の公式の告知ツイートはリツイート数12,000なんだね。
その数も十分すごいけど、最近の『ドリームトラベル』は43,000RT、『スカウト!氷上のダンス』は58,000RT以上されてるから、やっぱめちゃくちゃプレイヤー数が増えてるのかな。
少なくともツイッター界での影響力は増してるよね。社長のインタビューでも「SNSの反響を気にしてる」ってこと言ってたもんな。
ボーダーもっともっと下げて。


紅月のユニットソング第二弾の『想ひ出綴り』は喧嘩祭の曲なんだね。かっこよくて好き。

幼なじみとの『喧嘩』を歌にするとは…。いや歌どころじゃなく、ユニットの結成理由すら幼なじみのためだと判明するんだけど。歌詞の「あの日のままに 理不尽な笑顔」のとことか、フフッてなる。

プロローグ

武道場で紅郎に裁縫の手ほどきを受けている転校生。

・紅郎「『これからどっか遊びに行きません?』ってか?」
転校生ちゃん、自然な会話の流れでデート(?)のお誘いを…積極的だな!

・紅郎「俺の真似して、両腕に重りをつけて刺繍をするなんて」
!? 転校生は何を目指してるんだ…? 
あんまり手首に負荷かけるの良くないよ。私はパソコン作業のしすぎで腱鞘炎ぎみだよ。

・紅郎「嫁の貰い手がなくなるぞ? いいけどよ、べつに」
個人的にこの台詞、千秋の「まぁ、おまえは彼女じゃないけどな」に匹敵する塩対応に聞こえる。つらい。
でも、大将がお嫁にもらってくれるからこそ「べつにいい」と言ってるって解釈もできる!(夢女子)大将が旦那様だなんてめちゃくちゃ頼もしい。良いな…。


そこへ、敬人をお姫様だっこした颯馬が大慌てでやって来る。

・紅郎「てめぇも良いところの『ぼんぼん』だろうがよ」
『風雲絵巻』でも時代錯誤な神崎家の様子が語られてたね。夢ノ咲の子、良家のお坊ちゃん多いね!

・颯馬「揺すっても叩いても抱きしめても何の反応もない!」
放心状態で目を見開いてる敬人がかわいい。役立たず、とか抜け殻とか言われている。

・紅郎「てめぇは蓮巳のママかよ」
うろたえて泣きだす颯馬、ここで「ママ」と呼ばれている。

・バケツの水を敬人に頭からかける転校生
(なにも屋内で水をぶっかけなくても…。畳がびしょびしょだ…と思いつつも)眼鏡オフの敬人という貴重なショットが拝めてありがたい。
ビジュアルファンブックで、リードイラストレーターさんが「眼鏡好きの方にとって、眼鏡をかけてないのがアリかどうかドキドキした」と語っていたけど皆さんはどうですか。私はアリです。

水もしたたる

・敬人「なぜだ、英智? 理解できん、いつだって……。俺は、おまえのために。それなのに、どうして?」
英智が紅月に解散命令を出したことをメンバーに告げる敬人。
敬人が英智のためにいろいろ尽くしてきたことが匂わされる。
ここの“いつだって”が、「理解できない」にかかっているのか、それとも「俺はおまえのために」にかかっているのか、プレイヤーの解釈が分かれていると聞きました。私は両方かなと思ってる。


暴君の詔

「詔」(みことのり)とは、「天皇のおことば」の意。ここでは生徒会長の命令のことだろう。

ユニット衣装で廊下を歩いているfineの4人。

・渉「いずれ『皇帝』陛下の跡を継ぎ『fine』を支える、いまだ羽根の生えそろわぬ愛おしき天使の雛よ……☆」
桃李を「雛」と呼び、皇帝の後継者だと言う日々樹。跡継ぎ、年功序列的に2年生の弓弦にしたりはしないんだね。

・弓弦「何という迷惑なおかた」
日々樹にうんざりする弓弦に笑った。弓弦なら軽くあしらえそうな気がするけど、そうでもないらしい。日々樹を止めて欲しいと英智に振る。

・英智「みんなが仲良くしているのを見ていたら嬉しくなっちゃってね……」
嬉しくなったのは本当だろうけど、体調は良くなさそう。
去年英智が軍隊みたいだと言ってたfineが、いまやこんな和やかな空気になって。ほんと、良かった…!

・英智「壊れもののように扱われるのは、やや不本意というか寂しいよ……」
病弱だからといって、遠慮されるのは寂しいらしい。その気持ちも分かるけど、心配なんだよ。普通の元気な高校生みたいに扱えるわけない。

・英智「君たちはひとりひとりが、この僕が選び育てた愛おしい天使たち……」
君たち、というのはfineのメンバーのことかな。天使、太陽と呼んで慈しんでいる。

「かけがえのない太陽」

・渉「花は散り際が美しいとはいっても? 一瞬だけ輝く花火よりも、永遠に煌めくダイヤモンドに価値を感じていただきたい!」
英智の体を心配している日々樹。花火のように、すぐ燃え尽きてしまうような人生は送ってほしくないようだ。なんとなく意外だった。日々樹は英智に長生きしてほしい、そしてそれが輝かしいものであってほしいと願っているんだね。

・桃李「会長がワガママ言うのって珍しいっ♪」
英智、「もう君たち以外には言わないさ」って言ってる。
むしろ英智はほかの子よりワガママ言ってるイメージ強い(スーパーノヴァとかガンマンとか)んだけど、間違ってたかな。あれはワガママじゃなくて、皇帝としての態度だった…? それともそういう面は桃李にあまり見せてなかった?

・颯馬「天に代わって貴様を討つ!」「鱠(なます)に切って捨ててくれる! 天誅……!」
日本刀で襲ってくる颯馬に、丸腰で対処しようとする弓弦。強い。さすが姫宮の番犬。もしかして丸腰じゃないのか?

・英智「ふふふ、よかったね敬人。君のために、こんなに怒ってくれるお友達がいるんじゃないか……♪」
紅月解散の命令で、こうやって襲われることも想定内だったのか。うれしそう。

・英智「あぁ、楽しいね。胸が躍るよ、いま心拍数を計測されたら再入院だ♪」
こ…この台詞は!! めっちゃ見たことある。よく取りざたされている。ここか~~~~! 感慨深い。先月のニコ生でも緑川さんがアフレコしてくれてた。
入院させられるような心拍数でも家の人が連れ去りに来ないってことは、もう3年生の英智は『英智くんゲージ』装着してないんだね。前より丈夫になった?

「いま心拍数を計測されたら再入院だ♪」

・渉「これも私の煩悩と同じ数だけある特技のひとつ……」
ガーデンテラスで催眠術をかけられてばぶばぶ言ってる颯馬。煩悩と同じ数だけ、ということは特技108つもあるのか! 日々樹、なんて便利。でもほかの学院の生徒にはあまり効かないらしい。
転校生さんに、颯馬がたまに赤ちゃん呼ばわりされてる理由がようやくわかった。

・英智「あの子たちには、ときどき君の言動は悪影響だからね」
桃李と弓弦にときどき悪影響を与えていると思われてる日々樹。どの言動のことだろう? 物語のすべてを見透かしたような台詞?

・英智「時間と、労力を節約したいだけさ。僕は、どちらも持ちあわせていないからね」
時間も労力も人より少ないからと、策をめぐらせる英智。日々樹同様、英智もあんスタの世界のほとんどを知ってる存在な気がする。

・渉「人間、どうせ二百年は生きられません」
人生ははかない泡沫(うたかた)の夢だと日々樹は言う。
病弱な英智だけではなく、いま元気なほかの人だっていつ死ぬか分からない。元気に100年生きたとしても、地球の歴史では一瞬だもんな。
日々樹のこういうところ、ほんと勇気づけられる。

「せめて思うがままに満喫すればよろしい」

・英智「つまらないね、敬人が僕を本気で狙ってくれていたらよかったのに」
颯馬が言ってる通り、敬人が怒って本気で英智を襲わせるなんてこと、たぶん起こらないけど、そっちのほうが英智は面白がるんだね。
ミルキーウェイ』では英智が「敬人が僕に反旗を翻してくれたらそれはそれで願ったり叶ったり」と言っていた。

・英智「君の実力では百回挑んでも、渉か弓弦に阻止される。全員揃った『fine』は、この世の誰にも損なえないよ」
私fineの戦闘力(?)を見くびってました。ごめん。日本刀を持った颯馬を渉や弓弦は阻止できるのか…! 強い。
桃李に仕えている弓弦はともかく、なぜそんなに強い日々樹が英智の道化の座に収まっているんだろう…。(幾度となく浮かぶこの疑問)

・英智「自由でこそ君だ。存分に人生を謳歌しなさい、僕は君が羨ましいよ」
自由であるからこそ日々樹渉。いいな、そんな人になりたいな。
英智が日々樹に憧れる気持ちはよく分かる。私も(アイドルじゃないけど)芸能人に憧れて、焦がれた日々があったからすんなり共感できる。

・英智「どうして『紅月』は、No.2に甘んじているのかな」「全力で、血で血を洗う喧嘩ができる日を……。ずうっと待ち望んでいたのに」
紅月がfineに、英智に挑んでこないことを不満に思う英智。DDDでTrickstarが勝利したときも喜んでたもんな。学院のアイドルたちが切磋琢磨して輝くのを望んでる。
“血で血を洗う”なんて表現、いかにも英智らしい。物騒。(好き)

・英智「まだ僕のことを『何もできないひ弱なお坊ちゃん』だと思っているなら。僕は敬人のことを、死んでもゆるさないよ」
気を遣われるような仲じゃなくて、遠慮などない、対等な友達になりたい英智。男の子の意地みたいなものを感じる。


第三話、武道場で敬人に事情を話す颯馬。

・敬人「封印も何も最初から持ち歩くな、そんな凶器」
敬人、颯馬の日本刀は容認してるのかと思ってたけど、ふつうに納得してなかった。

・紅郎「殴りあいなら、俺と神崎がいりゃあ『fine』なんぞに負けねぇけどよ」
紅郎くんこう言ってるけど、果たしてどうかな?
颯馬は日々樹と弓弦のどちらかに取り押さえられるみたいだし、紅郎も愛らしい桃李に手を出すとは思えないし、敬人は英智と戦えないでしょ。紅月、対戦相手によっては喧嘩でfineに勝てないかも…?

・敬人「俺だけの話なら迷ったかもしれんが、貴様や神崎まで俺と共倒れにさせるわけにはいかん」
紅月というユニットの問題じゃなく、なにか他の自分ひとりの問題だったら、英智の命令を受け入れてしまう可能性あるのか~~~! 英智に甘い…!

「俺は英智の奴隷じゃない」

・敬人「くだらん英智の『かまってちゃん』に、おまえたちまで巻きこんですまない」
英智が「ふふっ かまってちゃんだね?」って言うのが不思議だったんだ。だって、誰かが言わないと知らないじゃないか。「若者言葉は僕にはすこし難しい」って『午後の皇帝』で言ってたし。
敬人、「(おまえの)かまってちゃんにはもう付き合ってられん!」とか言ったことある? 教えた?(『かまってちゃん』がゲシュタルト崩壊してきた…)

『午後の皇帝』より

・敬人「英智の悪口は言うな」
英智の代わりに謝罪はしても、英智に対する悪口は見過ごせない敬人。苦労するね…。

・紅郎「俺も本気でアイドルをやりてぇんだ」
アイドルをやりたい、と真剣なところを見せてくれるのうれしい。

・喧嘩祭の正式名称【暑気払い☆猛暑を喧嘩神輿で吹き飛ばそう! 汗と汗、筋肉と筋肉、男と男のぶつかりあい! ワッショイワッショイ祭】
長い…!! 転校生ちゃん、こういう男くさいのが好みなんだ…。


第四話、日の落ちた噴水前で日々樹が桃李を肩車している。

・渉「体力的には、まだまだお子さまレベルなのですからね」「私や『皇帝』陛下と同い年になればサイズも並ぶのでは?」
ライブ後で疲れている桃李を運んであげている日々樹。まだ15歳だもんな。お子さまだ。
とはいえ、152cmの桃李があと2年で179cmまで伸びるかなぁ…。私は『育たないで!』派。

「サイズも並ぶのでは?」

・渉「陛下はどうも最近は、そういうブルジョワっぽいことを好まないようですね」
最近は車での通学はしていないらしい。エッじゃあ歩いて通えるところに天祥院邸あるの!? バスや電車通学!?

・噴水から現れる奏汰
桃李は奏汰と初対面っぽい。

・渉「いつもは近づかないようにしていたのですけどね」「まだ友と呼んでくれるとはね、恥ずかしながら泣いてしまいそうです」
日々樹、fineに入ったことで嫌われたと思って、奇人仲間に近づかないよう気を遣ってたのかな?

・奏汰「わたる、むかしは『たにん』に『きょうみ』がなかったのに」
そんな時代があったの? 「興味ないね」とか言ってた??(FF7クラウド)
五奇人と呼ばれていたときもそんな感じしなかったけどな。他人に興味の無い日々樹、想像できない。いまむしろ人一倍他人に興味津々のような気がする…。

・渉「我ら『五奇人』が思うがままに青春を謳歌した、あの混沌の時代」
ここ、スクショで見てからずっと誤解してたんだけど、五奇人が混沌の時代に何か共謀してたとか、他人の迷惑をかえりみず悪事を働いてたとか、そういうことを言ってるわけじゃないね。
日々樹が言ってるのは「思うがままに青春を謳歌した」ということと「あの時代が混沌としていた」ということだけ。
五奇人を「悪役の仮面」、いまの状態を「道化の仮面」と呼んでる。道化も、仮面なのか。

決戦の暁

喧嘩祭のステージ。衣装に身を包んだ紅月のメンバー。

・敬人「褒めてやろう、転校生……」
『転校生』ではなく、名前で呼んでくれる。それだけでなく優しくほほえんで頭をなでてくれる。エッなにコレ、夢…? 敬人が優しい。

ツイッターでたまに「頭をナデナデ、ポンポンされたいって思ってる女はいない!」って怒ってる女性見かけるんだけど、みなさんは実際のとこどうですか? されたい人もいるみたいだけど、多数派ではない気がする。 (※ただし好きな人にされるのは別)って感じでしょうか。

男の人がやりたいのだろうか?
プロデュースコースでは「貴様の頭を撫でていると、天にも昇る心地がするな」とか言ってる。敬人がそんなに喜ぶならいくらでもなでていいよ。

プロデュースコースより


・敬人「つい癖で、頭を撫でてしまった。女性に対して、気安すぎたかもしれん」
癖か~~~~! 
今まで誰の頭を撫でてきたんだ。きょうだいはお兄さんしかいないし、やっぱ同性の後輩、颯馬や司?

・敬人「俺には妹はいないが、手のかかる幼なじみがいるからな……」「もうお互い『よしよし』という年頃でもないだろうに」
紅郎くんの「よく嬢ちゃんと妹が『ごっちゃ』になっちまって子供扱いしちまう」に返した台詞がコレ。
幼少期、英智の頭を『よしよし』してたのか!?!?

・颯馬「そんな将にこそ、この神崎颯馬は仕えたいのだ……☆」
ついてきてくれる後輩、ありがたい。こんなこと言われたら泣く。

・敬人によしよしされて乱れた颯馬の髪を整える紅郎
糸みたいなもので颯馬の髪を整えたり、間違ってる着付けを直したりするのを「誰にも譲れねぇ俺の仕事」とウキウキしてる紅郎くん。人の髪をいじれるなんてめちゃくちゃ器用。

ところであんスタの台詞で語尾に『☆』がついてるのと『♪』がついてるの、どう違うんだろう? 個人的には☆が明るい声音を、♪が優しさとか楽しい気分を表してるイメージなんだけどどうかな。

「誰にも譲れねぇ俺の仕事だな……♪」

・敬人「衣装も初期案がひどかった」「『fine』側がやけにその方向性に乗り気で、かなり焦った」
『ねじり鉢巻きに褌だけ』『fineは白い詰め襟に日の丸の鉢巻き、紅月は特攻服やらリーゼント』
白い詰め襟のfine……!!! 最高じゃん!! 開催当時ぜったい誰かかいてますよね!? ご存じのかたはURL送ってください。
ふんどしだけ、って衣装(衣装?)はアイドルとしてまだやっちゃいけない気がする。

・敬人「特攻服を俺が着てみたら、英智が笑いすぎて酸欠になって入院しかけたし」「『敬人が、敬人がグレた!』とか馬鹿笑いして……」
意外と笑い上戸な英智が面白い。敬人、ワルい人の団体にいるインテリな幹部役、似合うと思う。(メインストーリーでfineや紅月が敵側だと考えると「ワルい人の団体」なんだけど)

・敬人「英智という輝きを反射し、際立たせるための月光……」
『英智という輝き』ってすごいパワーワード。かつての敬人にとって、英智こそが太陽だったんだな。そこまでNo.2に徹することができるってすごい。そこについてきてくれる紅郎くんと颯馬もありがたい。どうやって納得させたの?
だがいまは月ではなく、彼ら自身が『暁』となって輝こうとしている。


第二話、校庭?に並ぶ祭りの屋台にはしゃぐ紅月のメンバー。
流星隊やUNDEAD、アイドルたちが総出演で祭りの賑やかしをしてくれているらしい。

地元の夏祭りでは運営側で、ふつうに楽しむ機会が無かったという颯馬と敬人。

・敬人「あいつが病院のベッドで臥せっているのに、自分だけ楽しむのはどうか……」「あいつも、強くなった」
夏祭りの時期に幼なじみを思って憂鬱になってた敬人、優しいな…。そんな幼なじみに、いま喧嘩を仕掛けられていることを喜んでいる。

・敬人「『紅月』のみんなで出店などを巡ろうか」
上機嫌になってここまで浮かれてる敬人、レアじゃない!? かわいい。

「同じ阿呆なら踊らにゃ損々……♪」

・敬人「大の男をつかまえて『か弱い』みたいなことを言うな。貴様らが異常なんだ、この筋肉ダルマどもが」
颯馬と紅郎、筋肉ダルマって呼ばれてる。颯馬はムキムキな感じしないけど、腕力はある。紅郎の筋肉は『梅雨払いの錦』とかでたまにおがめるね。

・敬人「(英智も病弱だ、ひ弱だと俺や周囲の人間に言われつづけて……。それが、気にくわなかったのだろうな)(あいつだって、男だからな)」
英智はひ弱と言われることを気にしてるのか! そういや『Daydream』でも、日々樹と自分を比較して「僕は貧弱だから」なんて愚痴ってた。おどけて「ちからこぶ~♪」(『ティーパーティー』)とか言うのはその反動かな。弱くないところを見せようと奮起する英智、燃える。

・敬人「(喧嘩をしよう、英智。ちいさな、男の子のように)」
ユニットの仲間を、観客を、夢ノ咲のアイドルたちみんなを巻き込んだ盛大な喧嘩。

・敬人「(『紅月』は、英智をあらゆる悪意から、外敵から守るためにつくった)(だがこの瞬間に、その役目を満足して終える)」
紅月は英智を守るために作られたユニットだった。いつ結成されたんだろう。
『デッドマンズ』から抜けたあとだよね。五奇人と旧fineの決着がついたあたり?

・敬人を神輿ステージまで放り投げる紅郎
大将、とんでもない腕力だった。グランドピアノ運べる零といい勝負。ふっとんでる敬人がコミカルで笑った。
遊園地のパレードみたいなステージ、めっちゃ楽しそう! アイドルたちをいつもより近くで見られるチャンス。

・渉「我が終生のライバルよ……☆」
突然登場した日々樹に語りかけられ、「ライバルになった覚えはない」と冷たく返す敬人。
英智の両腕としての話なんだと思うけど、幼なじみの敬人が後から現れた日々樹に嫉妬する、じゃなくて天才・日々樹渉のほうが敬人をライバル視してるのが興味深い。皇帝の側近の座を奪い合う構図、イイね!

「嫉妬すら抱いている!」

・渉「よろしい、ならば戦争です! いいえ喧嘩ですね」
これは『HELLSING』の台詞のパロかな。 (よろしい ならば戦争だ―ニコニコ大百科

・弓弦「坊ちゃま、この酔い止めをお飲みくださいまし」
神輿ステージでパフォーマンスをするにあたって、酔い止めを持ってきてる弓弦の用意周到さ、さすがすぎる。

・敬人「この道を選んだのは英智だ。結果がどうあれ、自業自得でしかない。俺は、いつでも英智の意向を尊重する」
「俺は奴隷ではない」と言いながら、ほんと唯々諾々と従ってるじゃないか!!
こういう敬人だからこそ、英智が「血の海に首までひたるような道程」(『Daydream』)を選んだときも、止めることができずにいたんだろうな…。
英智のことだから、止めても無駄な気もするけど。

・渉「良い表情をしていますね~っ、あぁ恋をしてしまいそうです……☆」
日々樹は常々『愛』がどうのとよく口にしてるから、『恋』というのも、ただの比喩なんだろうな、と思うものの、ちょっと見過ごせない台詞。
ていうか、こんなの英智が聞いたら嫉妬するんじゃないか。いや、両腕が仲良く(?)してたら喜ぶか? どう英智くん?(訊く)

・颯馬「神崎颯馬、ただいま推参っ☆ やや! これは絶景かな絶景かな」
無邪気な台詞から流れるように紡がれる下剋上のことば、カッコイイ。流れる髪も麗しい。

「これが『ふぃーね』、貴様らが独占してきた景色か!」

でも私がこの場に居合わせたファンだったら、「我ら『紅月』、この夢ノ咲学院の太陽とならん!」とか突然言われたら何のことか分からないと思う。「もとは英智の輝きを反射する月で云々…」て説明されても唖然とするけど。
たぶん興奮してて何も理解できない。キャ~~~颯馬~~! 斬って♥(うちわ)

喧嘩に血がたぎってる紅郎も登場。
このスチル、色合いも表情も台詞もめちゃくちゃ最高、最高です。

「頂点まで行くんだろ、神崎、蓮巳……」

・弓弦「わたくしは、いつか坊ちゃまが……幼なじみのわたくしに喧嘩を吹っかけてくることを祈っておりますよ」
英智と敬人の『喧嘩』、弓弦もうらやましがっている。桃李が弓弦と喧嘩する日、来るのかな。それも見てみたい。

・桃李「家畜ども~☆ ピラミッドを建造する奴隷のように神輿を運べっ」
神輿は人力なんだね。このあと再び『ピラミッド』の単語が出てくる。

・渉「見ていますか、奏汰! 零も! あぁ、愛すべき同胞たちよ! 私は今、最高に幸せです! あなたたちも、つまらぬ屈託は捨て去ってともに舞い踊りましょう……☆」
奇人たちはこのステージを観ていたのだろうか。
日々樹は、「今最高に幸せ」な気持ちでいるんだ。良かった。
あの『エレメント』や『マリオネット』、メインストーリーのあれやこれやを経験してきて、こうして幸せを感じてくれてる。それを聞いてこちらも救われた気分。

というか、これらのストーリーでたびたび英智や奇人、その周囲が暗澹たる思いをしているのが伝わってきたけど、もしかして日々樹にとってはどれも悲劇ではなかった…? 奇人仲間と出逢ったことも、英智(と敬人)の筋書きに沿って討たれたことも、fineに入ったことも、受け入れて愛している? 日々樹にとっての悲劇は学院に入る前、『あんスタ』の有史以前のような気がする。(※『怪盗』まだ読めてないです)

正直、日々樹が「つまらぬ屈託」と捨てられるものを、ほかの奇人たちが簡単に捨てられるイメージ、無いな…。奏汰くんとか『風雲絵巻』の時点でも敬人に当たり強かったし。
でもみんな幸せになってほしい。

・渉「素晴らしきかな、人生! 満喫させていただきますよ、もっともっと……☆」
こういう言い方してると、日々樹は人間じゃないのかな、と思う。妖精かあやかしか、なにか異形の存在が、ヒトのカラダを借りているような…うーんこの感じどこかで…アッ 妖狐蔵馬…(幽☆遊☆白書)

・敬人「ようやく、貴様の心に辿りついたぞ」
英智がいないところで、ひとりで結論を出している敬人。「心にたどりつく」なんて表現、歌みたいだ。


邯鄲の夢


「邯鄲(かんたん)の夢」とは、人生の栄枯盛衰がはかないものである、というたとえ。
喧嘩祭ステージで英智と転校生が向かい合っている。しんみりしたBGM。

・英智「敬人は決して、できない人間には無理強いはしないよ」
企画のダメ出しをされたり、厳しく説教されるのは転校生ちゃんを信頼しているかららしい。

・英智「酸素吸入器を取ってくれないかな」
ライブ中に酸欠とかになるから酸素吸入器が常備されているらしい。
わかる~~!! 私も歌うの好きでよくカラオケ行くけど、つい必死になり過ぎて酸欠になることがある。(病弱じゃなくて不摂生が悪影響)

・英智「君が口移しで酸素をくれたらもっと元気になれたのだけど……♪」
急に、こんな羽風くんもびっくりな口説き文句(?)…やめてください!(もっとやって)
冗談だよ、と言ったあとに自らマジレスしてるの笑った。

英智がさらっとデートとか言ってからかってくるところ、ほんとしんどい。動悸がするのはこっちだよ。ドキドキ…

プロデュースコース『つい興奮して』より

・英智「僕はもう暴君じゃない、民草の意見を聞き入れるぐらいの度量はあるつもり」
以前は『暴君』だったことを認めている英智。民草(たみくさ)呼ばわりに震える。

・英智「これは、僕にとって絶対に譲れない大一番だ」
「話しているだけで死ぬほど苦しい」と言うほど体調が悪いのに、絶対にステージに出ると言いはる英智。心配する転校生ちゃんに「良い子だから……」とあやすような言葉をかけている。弱弱しい笑顔がつらい。アァ…「良い子」、これはアカンやつ……。

こんなシリアスなシーンでこんなこと言ってて申し訳ないんだけど、この衣装の色合い、英智にピッタリで最高です。

「無事に終えられたら死んでもいい」

・英智「これでも僕は男だよ。意地がある、根性もね」
頼もしい~~!! 「これでも」ってことは、ふだん自分が『男らしく』ないってこと、やっぱり自覚してる。

・英智「幼い子供だったころ。僕はたいそう我が侭な、ちいさな暴君だったよ」「自分が王さまか、神さまであるかのように勘違いしてしまったよ」
いつも何でも従う奴隷のような連中に取り囲まれていた幼少時代。「英智さま」と呼ばれていたらしい。
先日、学院内でも英智が取り巻きに囲まれていると知って驚いた。言われてみれば、芸能界に多大な影響力を持つ財閥の御曹司がいたら、アイドルの卵たちがほっとくわけないよね。

『午後の皇帝』より

・英智「正直あと何年生きられるかわからない」
元気に……なってきていると思っていた…………

・英智「欲しいものはすべて手に入れてきた」「けれど虚しかった」
エレメント』の、2年生の旧fine時代まで、人情も金で買えると思っていた英智。
ミルキーウェイ』で宗くんが英智に言ってた台詞を思い出す。
「何もかも持って生まれたはずの君が、心から欲しいと望んだものは他人から奪わなければ得られないのは悲劇だね。同情するよ」
英智が心から望むものは、お金では手に入れることができないものだった。

・英智「部屋に引きこもって、ワーグナーなんかを聞きつづける寂しい生活を送るようになった」
ワーグナーのどんな曲を聞いてたんだろう。『ワルキューレの騎行』ぐらいしか知らないや。
ワルキューレといえばValkyrieはなぜあのユニット名なんだろう。なぜ北欧神話…? (ワルキューレ-Wikipedia)ヴァルPさんの解釈教えてほしい。

(2017/04/05追記:宗くんが『魂を選定する者』は自分である、という思想で名付けたのかもしれないと思うようになりました)


・英智「葬式のたびに敬人はやってきた」「幼い、愛らしい死神のようだったよ」
天使のような英智に『愛らしい』と言わせる敬人くんってどれほどかわいいの?? 桃李ぐらい!? 
ところで天祥院家とご近所で、昔から懇意な蓮巳家って、確実に貧乏寺ではないよね。大きそう。

・英智「幼いころの敬人のイメージには、死の気配がまとわりついている」
そうか、お寺の人は葬式ばかり見てきてるんだな…。死生観がふつうの人とは全然違いそう。
ところで私が昔お坊さん達と合コンした話、する?(やめとく)

・英智「僕の葬式をどんなふうにするかとか、よく喋って盛りあがったよ」
幼いころ、英智が死んだら「ピラミッドを建てよう」と話して盛り上がってたというふたり。
エレメント』でも、死んだあと敬人に供養してもらう約束を思い出してるシーンがある。「僕の魂は、君が成仏させてくれる
そういや、外でfineと紅月が乗って移動してる神輿、さっき桃李がピラミッドだと言ってたな…。あれは英智の墓を運んで来てるのか……?(ネガティブ)

いや逆か? 死後の話で出したピラミッドという概念が、いまはふたりの喧嘩の舞台になってるんだ。どちらも幼なじみの絆の深さを象徴するもの。よし、きっとそうだ。ポジティブにとらえよう。
(2019/11/11追記:ツイッターで見かけた考察を元に考え直した。
「『夢を食らう怪物』としての英智」は死んだ。怪物のお墓はピラミッドで、お墓はめでたい御神輿になり、みんなでお祭り騒ぎする……という暗喩だったのかもしれない。あんスタ、そういう「禍を転じて福と為す」みたいな描写がよく出てくる)

・英智「家のものには僕は厄介者だと思われていたから」
家族に厄介者扱いされていた(と感じている)のは、病弱だからかな。家族と家族らしいかかわりをもってなさそうな気配だし、英智が母親を指して「あれ」とか呼ぶの気になってる。

・英智「あのころの敬人は今よりずっと頑なで、小難しいことばかり喋る偉そうなクソガキでね……」「僕が甘えたり、我が侭を言うたびに、鬼のように叱ってきたよ」
ボロクソに言っている。
今の敬人も十分頑固だと思うけど、それよりずっとってどんだけ? 難しい言葉使えるインテリな敬人くん、最高じゃない? 
怖いぐらい叱ってるのは、さっき英智が自分で言ってたように、お前ならやれると信じているからだよね。

・英智「これはご存じだったかな、敬人はむかし漫画家になりたかったんだよ」
転校生ちゃんにミズハノメ先生の正体をバラすのは、生徒別ストーリー『一筆入魂』(季節は春)が初めてかな? 英智が「夢ノ咲学院が誇る最高の絵師」と呼ぶくらいだからその画力はヤバいんだろうな。紅月に似合わない画風ってどういうのだろ。
(英智がカフェインの摂取量を制限されてる、とかもあのとき出てきた。この頃は、英智と転校生をふたりきりにさせられん、などと言ってて敬人に転校生がめっちゃ警戒されてる。)

・英智「親の言いなりになって、夢ノ咲学院に入学した」
アイドルへの憧れは持っていたみたいだけど、元々入学した理由はアイドルになるため、とか、自らの意志じゃなかったのか!! 衝撃…

「芸能界を牛耳る、天祥院の跡継ぎ息子として」

・敬人と入学式で会って驚いた
英智についてきて夢ノ咲に入った敬人。もう私は驚かないよ。敬人なら同じ学校に入るぐらいする。

・英智「敬人のおかげで、僕は『皇帝』になれたんだ」
『皇帝』になることなんて望んでなかったという英智。英智が生徒会長になって学院に君臨するシナリオはやっぱり敬人が書いたのか。
でも「いつも僕のしてほしくないことばかりするんだ」と言うときの顔は、言葉と裏腹にうれしそう。

・英智「僕は、敬人の夢を食べて、取りこんで生かされている」「敬人の人生を、返さなくちゃ」
Daydream』(P.278)でも「他者の夢を奪い、貪り食ってきた」とか「あらゆる夢を取りこんで、僕は僕の夢を花咲かせよう――」と言っている英智。自分がほかの人の夢を食べている怪物で、それは罪であると思っていた。

・英智「敬人が与えつづけてくれた熱が……。僕のなかで炎になって、太陽のように輝いている」
英智が太陽になれたのは、敬人が小さいころからずっと支えてきてくれたから。それを英智も分かっている。尊いな…。
いまは周りが賑やかで毎日楽しい、「僕はもう孤独に引きこもっていた暴君じゃない」「アイドルになったんだから」、とほほ笑む英智。うれしい。夢ノ咲の賑やか代表!みたいな日々樹もそばにいるしね。寂しくないよね。

・英智「それが、友達っていうものだろう?」
この【喧嘩祭】以前は、並んで立つ友達じゃなくて「おんぶに抱っこ」な関係だったんだね。いや、端々から伝わってきてたけど。改めて聞いてしみじみしてる。

・英智「よっこいしょ……」
掛け声カワイイ。

・敬人「英智!」
敬人が登場するところでBGMが突然切り替わるの、熱い!

・敬人「もう俺が、ケツを引っぱたいてやる必要はないんだな?」
ケツとかお下品ですよ! もう!(建前) 

・英智「喧嘩をしよう、友よ。ちいさな、男の子のように」
敬人が胸の内で語ってたのと同じ台詞を、英智が口にする。さすが幼なじみ。

・敬人「俺は地獄耳だからな」
日々樹も『ドリームトラベル』で耳が良いって言ってたし、両腕の悪口うかつにしゃべれない。

・敬人「貴様には、何ひとつ奪われてなどいない」「気に病む必要なんてない」
敬人が漫画を描かなくなったのは、英智に「夢を食われた」からではなかった。漫画を描くことより英智のそばにいることを選んだからだった、そういうこと?

「どんな漫画の主人公よりも面白いやつに出会ってしまっただけだ」

・英智「君は優しかったんだね」
敬人は優しい。最初優しさが分からなくて、プロデュース中に怒られるのが怖かったんだけど、すっかり好きです。いつからだろう。

・敬人「ずうっと……。偉そうで我が侭で腹の立つ貴様を、思いっきりぶん殴ってやりたかったんだ♪」
殴ったこともないんだね。あったら今こんな『喧嘩』してないか。

・敬人「あれは、貴様の言うことしか聞かんのだ。ちゃんと首輪をつけておけ」
外では日々樹がお神輿を巨大ロボットに変形させて暴れているらしい…? 日々樹の能力すごすぎない? それを聞いた英智はワクワクしてる。
飼い主と聞くと零と晃牙を思い出すけど、英智も日々樹の飼い主なんだね。なんであの日々樹を御することができるんだろう…?

・英智「楽しいねぇ、浮き浮きするねぇ、お祭りだねぇ……♪」「あぁ、生きていてよかった……☆」
生きていてよかった、という台詞、死の淵を見てきた英智だから一層沁みる。良かったね英智…!!
ノベライズ3巻読んだとき、あんスタの子の「生まれてきて○○」って台詞いろいろ集めてみたんだけど、コレクションに加えます。
ちなみに最近敬人も『太神楽』のステージで「あなたたちに会えて良かった、生まれて来て良かった」と言ってた。

エピローグ


ステージが終わって、紅月メンバーと屋台飯を食べている転校生ちゃん。

・颯馬「ほぼ男子校である夢ノ咲学院で暮らすうちに女性らしさを失っているのではなかろうか……?」
浴衣の裾をまくろうとしている転校生ちゃん、女の子らしさ失わないで。颯馬が慌てている。たしかに夏の浴衣は暑い。紅月とfineの衣装も暑そうだ。

・颯馬「髪を褒められて嬉しいである、『とりぃとめんと』は欠かさぬのだ!」
これまでの自分の修練と、伸ばした髪を重ねて見ている颯馬。ちゃんと髪のお手入れもしててえらい。負けた。

・敬人「【喧嘩祭】での勝利は、ある意味では予定調和」
英智の体調がよくなかったこと、fineが連日ライブをしていたこと、和風のドリフェスだったことなど、紅月が勝つことは当然だったという分析。

「これで勝てなかったらむしろお笑いぐさだ」

・敬人「【喧嘩祭】は非公式戦だ」
英智が非公式のB1での勝負を選んだのは、たとえ一時的にでも「fineの上に立つ」のを敬人が嫌がるかもしれないから、だったような? これ公式だっけ? どなたかの考察だったかな…すぐごっちゃになる。

「結果は公式の記録に残らない」

ちなみにこの英智と敬人の才能開花後のイラストは、「対になるように構図を決めた」とリードイラストレーターさんがビジュアルファンブックで語っていた。


・金魚すくいの出店をやってる奏汰
出店もアイドルがやってるのか! やばい、ファンの子たち大丈夫? 散財しない?

・敬人「英智はようやく『幼なじみ離れ』をしてくれた」
親離れ・子離れ、みたいな感じで「幼なじみ離れ」って単語が出てきた。敬人が英智のお世話を一方的にしてたわけじゃなくて、英智も敬人に頼ってたんだな。

・紅郎「俺たちあいつらの両親みたくなってねぇか?」
冒頭で颯馬が「蓮巳のママかよ」と言われてたけど、今度は紅郎くんと敬人が颯馬と転校生ちゃんの両親みたいになってる。まんざらでもない様子の敬人が微笑ましい。

・【喧嘩祭】第二部 『汗と筋肉のフンドシ祭』
転校生を信じて、すぐに怒りださずに「怒らないから、ほんとうに……♪」とにこやかに接してくれるようになった敬人につい笑ってしまう。
ラスト、敬人が怒って転校生を追いかけてるとこで終わってるけど、ちょっと待って。
さっきfineが講堂で歌ってるって…。そのヤバいタイトルの第二部、fineは始めてるの!? マジで!?!? 


…取り乱してしまった。転校生なりのジョークだったのかもしれない。フンドシのfine……?(尾を引いてる)

今回のストーリー、「これは…!」「最高かよ…」「クゥ~~~~!!」ってなる台詞が多すぎて、興奮してスクショ120枚も撮ってしまった。撮り過ぎ。


ところで、2016年6月に実装されたストーリー、『WANTED!!!(ガンマン)』は喧嘩祭の前のお話だったらしい。日日日先生のツイートによると、ガンマンの頃は英智が敬人にふざけて輪ゴム飛ばしたりしないような関係なんだね。1年を通じていろいろ人間関係が変化していくのがあんスタの醍醐味だね。把握が大変でもあるんだけど。

てか日日日先生、「敬人さん」って呼ぶんだ!? ちょっと他人行儀でイイね。『ミルキーウェイ』で「私を弓矢で射貫いて☆」って言ってたファンと同じだ!

ほかにも日日日先生のツイート見返してたら、「あんスタのイベント1話がだいたい2,000~3,000字」と書いてあった。

すさまじい量だね……。こんな量を書ける日日日先生でも、別のツイートで「ライターさんをあと数人増やしてほしい」とも言っていた。かなり大変そう。どうかお体をお大事に…!


喧嘩祭、☆5英智取れるとこまでがんばって走ります。



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